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JX日鉱日石エネルギーは、2015年に50万円の「エネファーム」実現を目指す

下記URL先ページでは、「JX日鉱日石エネルギー」の木村康社長が、今後の同社の事業見通しについて語っているインタビュー記事が掲載されています。

(ニュース記事)
・【インタビュー】「平成27年に燃料電池50万円に」 JX日鉱日石エネルギー、木村康社長(サンケイビズ)
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/120112/bsg1201122135010-n1.htm

この中で「家庭用燃料電池」については、

・高効率のSOFC(固体酸化物型燃料電池)を、2012年1月に本格発売する。
 (価格は270万円で、補助金が100万円)
・設備の価格は、平成27年に50万円を目標としており、これが実現できれば補助金が無くてもいける。
 部品点数が少ないSOFCにしたことで、上記目標の実現可能性は高くなっており、またSOFCはそのために開発した。

との内容のコメントが紹介されています。


あと約3年で価格を1/5以下にするというのは、かなりハードルが高いように思われますが、社内では技術的な見通しがある程度見えている、ということなんでしょうか。

今回の新型エネファーム(700W)と同程度の発電能力を持つ、エンジン式発電機ではない家庭用設備(しかも給湯能力も備える)で50万円という価格が実現できれば、非常に画期的であることは間違い無いと思われるので、個人的にも実現を強く期待したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]
 http://www.noe.jx-group.co.jp/lande/product/fuelcell/index.html


※当ブログの関連記事:
新日本石油がエネファームの価格を、2015年に50万円まで引き下げを目指す(2010/03/09)
JX日鉱日石エネルギーが、SOFC型のエネファームを2011年10月に発売予定、価格は270万円(2011/09/20)

大阪ガスが2015年までに、「エネファーム」の価格を、50~60万円まで引き下げを目指す(2009/12/22)
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2012/01/24 11:20 | Comments(0) | TrackBack(0) | エネファーム

大阪ガス・東芝FCP・長府製作所が新型エネファームを製品化、総合効率94%で価格は約260万円(現行品より約65万円ダウン)、設置スペースも約22%削減

大阪ガス
東芝燃料電池システム(東芝FCP)
長府製作所

の3社が、エネファーム新製品開発・製品化したとのこと。

(ニュース記事)
・大阪ガス、東芝FCPなどと共同開発の家庭用燃料電池「エネファーム」を発売(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=299562&lindID=5
・東芝、世界最高水準94%の効率を実現したエネファーム(AV Watch)
 http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/20111221_500477.html
・東芝、高効率の燃料電池 家庭向け来春発売 パナソニック猛追(サンケイビズ)
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/111221/bsc1112210501003-n1.htm
・東芝が家庭用燃料電池の新機種、「2015年度には5万台売る」(日本経済新聞)
 http://www.nikkei.com/tech/personal/article/g=96958A9C93819499E0E3E2E0E78DE0E3E3E0E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E7E2E6E0E2E3E2E2E0E2E2

(各社のサイト内ページ)
・家庭用燃料電池エネファーム(PEFC)の新製品発売について(大阪ガス)
 http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2011/1195483_4332.html
・家庭用燃料電池「エネファーム」新製品の出荷について(東芝)
 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2011_12/pr_j2004.htm

上記URL先ページによると、今回の製品の主な特徴は、

総合効率94
 ・発電効率38.5%(現行品は35%)
 ・排熱効率(発電時の熱の回収効率):55.5%(同45%)
バックアップボイラー
 高効率な潜熱回収型給湯暖房機に変更した。
設置スペース:従来より約22削減
 ・燃料電池発電ユニット
 ・排熱利用給湯暖房ユニット
 を小型化している。 
耐久性8万時間(現行機種は4万時間)
定期メンテナンス3年半1回(従来機種は2年に1回)
 作業自体も
 ・フィルター
 ・樹脂膜
 の交換程度で、約30分で済む。
価格2,604,000円(税込み)
 ・部品点数の削減(従来比約40%)
 ・低コスト材料の採用
 等により、現行品から約65万円引き下げている。

等というもので、発売予定日は2012年4月2日

また停電時向けの自立運転システムについては、開発は完了しているものの検証中の段階であるため、今回の機種には標準搭載されていませんが、2012年度にはオプションとしての提供を開始する予定とのことです。


60万円以上の価格ダウンは凄いですが、それでも約260万円というところには、まだまだ一般に広く普及できる水準ではない、と感じざるを得ません。

とはいえ、コストダウン以外にもかなり改良が図られており(耐久性の向上、設置スペースの削減など)、更に自立運転システムのオプションも遠からず発売される予定とのことで、魅力が大きく高まっているのも確かだと感じます。


※参考サイト・ページ
・[1]長府製作所
 http://www.chofu.co.jp/


※当ブログの関連記事:
大手ガス会社等6社が、家庭用燃料電池「エネファーム」を発売(2009/02/03)
大阪ガスが「エネファーム」の2009年度の販売目標を、1,300台に引き上げ(2009/08/28)
大阪ガスが、集合住宅100戸への燃料電池コージェネ導入で、省エネ効果は約12%と試算(2009/08/31)
大阪ガスが2015年までに、「エネファーム」の価格を、50~60万円まで引き下げを目指す(2009/12/22)
大阪ガスが、次世代SOFCを用いる家庭用コージェネシステムの実証実験を開始(2009/12/22)
大阪ガスの尾崎裕社長が、燃料電池事業などについて語っている記事(2010/01/19)
大阪ガスが、エネファームの初年度の販売目標(1,300台)を達成(2010/03/24)
大阪ガス等が、家庭用SOFCコージェネシステムの2010年度型機を共同開発(2010/09/14)

2011/12/27 21:56 | Comments(0) | TrackBack(0) | エネファーム

メルセデス・ベンツ日本がコンセプト燃料電池車「F125!」を日本初公開、発売は2025年以降の予定

メルセデス・ベンツ日本」が11月28日、燃料電池車のコンセプトモデルF125!」を、日本初公開したとのこと。

(ニュース記事)
・ベンツ、燃料電池車「F125!」を日本初公開 発売は14年以上も先
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111128/biz11112817490023-n1.htm

上記URL先ページによるとこれは、ベンツの最高級モデル「Sクラス」相当の車両とのことで、概要は

・航続距離:最大1,000km
・安全システム:
 現行車両の機能(前方車両に衝突しそうな場合、自動でブレーキをかける)が進化した、衝突回避システム(自動で前方車両を追い越す)を搭載する。
・発売時期:2025年以降

等となっています。


YouTubeで「F125!」を検索したところ、フランクフルト自動車ショーにおける公開の様子などの動画が、多数投稿されています。(下記はその一部)





車体のデザインはかなり特異で、各種装備や燃料電池がエネルギー源という点もひっくるめて文字通り「未来の自動車」という印象を受けますが、他方であくまで「特殊な自動車」に留まっているという、燃料電池車が置かれている今の現実も感じられます。(発売予定時期もかなり先ということで尚更)

一般人に手が届く位置まで燃料電池車が一般化するのは、果たして何時になるんでしょうか。


※参考サイト・ページ
・[1]メルセデス・ベンツ日本
 http://www.mercedes-benz.co.jp/

2011/11/29 08:48 | Comments(0) | TrackBack(0) | 燃料電池車:ダイムラー・メルセデスベンツ

戦艦「大和」のサーチライト用反射板が、新型燃料電池用に酸化マグネシウム還元を行う「太陽炉」の集光鏡として再利用

戦艦「大和」の探照灯(サーチライト)用に製造され、スペア部品として保管されていた反射板が、新型燃料電池用に酸化マグネシウムの還元を行う「太陽炉」の集光鏡として、再利用されているとのこと。

(ニュース記事)
・戦艦大和の部品、太陽炉に転用(AFPBB)
 http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2838177/8012620?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics
・戦艦大和部品で新エネルギー=反射板、「太陽炉」に転用-東北大教授ら研究・宮崎(時事ドットコム)
 http://www.jiji.com/jc/zc?k=201110/2011102200056

(「JIJI PRESS」の元記事)
・Old Battleship Reflector Used for New Energy in Japan
 http://jen.jiji.com/jc/eng?g=eco&k=2011102900210

上記URL先ページによると、この反射板はニコン社が製造したもので、大きさは直径1.5m、現在の推定価値は1億円以上。
これまでは「産業技術総合研究所(AIST)」により愛知県名古屋市の施設に保管されていたとのことです。

今回は、東北大学の研究者らが開発中の新型燃料電池において用いるもので、その取り組みの概要は

・燃料電池の原理:マグネシウムの化学反応を利用する。
・太陽炉の活用:
 1,200度以上の高温により、酸化マグネシウムをマグネシウムに還元し燃料電池に再利用する。
 (大和の反射鏡は現在、宮崎県日向市美々津の東北大学施設に設置されている)
・今後の予定:
 将来的には、大型の太陽炉をオーストラリア北西部に建設することを目指す。

等となっています。

また記事では、燃料電池の研究グループの方の

・「戦後約70年を経て活用できるのは感慨深い」

とのコメントが紹介されています。


スペアパーツとはいえ、戦艦大和の部品がいまだ健在なかたちで保管されていた、ということがまず意外でしたが、それが現代の最先端エネルギー技術である燃料電池の開発に活用される、ということにも驚かされます。
(それだけ、残っていたパーツが優れたものだった、ということなんでしょうか。)


※参考サイト・ページ
・[1]東北大学
 http://www.tohoku.ac.jp/japanese/
・[2]大和 (戦艦)(ウィキペディア)
・[3]酸化マグネシウム(ウィキペディア)

2011/11/01 12:38 | Comments(0) | TrackBack(0) | 研究・開発の動向

日産が燃料電池車用の新型燃料電池スタック(2011年モデル)を公開、出力密度は約2.5倍・コストは1/6まで低減

日産自動車が10月13日、燃料電池車用の新型燃料電池スタック2011年モデル)を公開したとのこと。

(ニュース記事)
・日産、出力密度世界一の燃料電池スタック(Car Watvh)
 http://car.watch.impress.co.jp/docs/news/20111013_483368.html
・日産、新燃料電池スタックを開発…出力2.5倍、コスト6分の1(レスポンス)
 http://response.jp/article/2011/10/13/163743.html

(日産のサイト内ページ)
・日産自動車、新型燃料電池スタック(2011年モデル)を開発
 http://www.nissan-global.com/JP/NEWS/2011/_STORY/111013-01-j.html

上記URL先ページによると、今回のモデルの概要は、

・主な特徴:
 ・燃料電池セルを構成する膜電極接合体(MEA、Membrane Electrode Assembly)とセパレーター流路を改良。
  これにより、電子・水の移動促進などが図られ、出力密度2005年モデルの約2.5倍(2.5kW/L)に高まっている。
 ・MEAを支持するフレームを、MEAに一体成型した。
  これにより、燃料電池セルの安定的な一列積層が可能となり、大幅な小型化が実現された。
 ・白金使用量部品種類を、従来モデル比で1/4に削減。
  コスト1/6まで低減されている。

・主な仕様:
 ・出力:85kW(2005年発表のスタック(「エクストレイルFCV」に搭載)は90kW)
 ・重量:43kg(同120kg)
 ・体積:34L(同90L)

等となっています。


本体の小型化とコストダウンの程度の大きさには非常に驚きましたが、それだけこの6年で燃料電池の技術が大きく進歩している、ということが伺えます。

なかなか市販化が見えない燃料電池車ですが、このような大幅な改良・進歩を今後も続けることができれば、手が届く範囲の車両価格もいずれは実現できるのでは、と考えます。


※参考サイト・ページ
・[1]日産自動車
 http://www.nissan-global.com/JP/


※当ブログの関連記事:
日産自動車が、新開発した燃料電池スタック搭載車両の寒冷地走行実験を開始(2009/02/26)
日産自動車はEVの後を視野に、燃料電池開発を推進中とのこと(2010/06/01)

2011/10/18 22:23 | Comments(0) | TrackBack(0) | 燃料電池車:日産

経済産業省が「エネファーム」向け補助制度を2011年10月3日に再開、補助額の上限は85万円

経済産業省が、「エネファーム」対象の補助金制度を、2011年10月3日再開したとのこと。

(ニュース記事)
・「エネファーム」補助金、来年1月末まで募集 経産省(日経住宅サーチ)
 http://sumai.nikkei.co.jp/news/money/detail/MMSUn4000004102011/

(「燃料電池普及促進協会」のサイト内ページ)
・平成23年度 民生用燃料電池導入支援補助金第2期募集分の概要について
 http://www.fca-enefarm.org/news20111003.html

上記URL先ページによると、今回の補助金の概要は、

・背景:
 第1期(2011年4月~)は、2011年度内の利用を想定していたが、応募数が予想を上回ったため、7月に締め切っていた。
 しかし、
 ・東日本大震災
 ・電力不足に対する懸念
 を背景に、消費者の分散電源に対する関心が高まっていることから、経産省は補助金制度の再開を決定した。
・募集期限:2012年1月末まで
・補助金の上限額:85万
 (支給先を増やす狙いもあり、1期(105万円)より低く設定している)
・原資:39億円(1期は86億円)

等となっています。


1期は予想を超える申込数となったとのことですが、やはり震災の発生が、エネファームに対する消費者の関心を大きく高めた、ということでしょうか。

ただ、現在のエネファームは停電時は使用できず、非常用電源としては大きな課題を抱えている点は、よく認識しておく必要があるのでは、とも考えます。


※参考サイト・ページ
・[1]経済産業省
 http://www.meti.go.jp/index.html
・[2]燃料電池普及促進協会(FCA)
 http://www.fca-enefarm.org/


※当ブログの関連記事:
エネファームの現状(コストダウン、停電時への対応、補助金制度など)を解説している「SankeiBiz」の記事(2011/05/31)

2011/10/04 18:57 | Comments(0) | TrackBack(0) | エネファーム

JX日鉱日石エネルギーが、SOFC型のエネファームを2011年10月に発売予定、価格は270万円

JX日鉱日石エネルギー」社が9月15日、SOFC型(固体酸化物型)の「エネファーム」の発売予定を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・JX日鉱日石エネルギー、小型で発電効率に優れたSOFC型エネファームを販売開始(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=291705&lindID=6
・JXが小型燃料電池システム発売 家庭向けに10月から(47NEWS)
 http://www.47news.jp/CN/201109/CN2011091501000830.html
・世界最小・最高発電効率を持つエネファームを発売 JX(レスポンス)
 http://response.jp/article/2011/09/16/162412.html
・発電効率向上の小型燃料電池 JXエネルギー、来月17日発売 (1/2ページ)(サンケイビズ)
 http://www.sankeibiz.jp/business/news/110916/bsc1109160501005-n1.htm

(JX日鉱日石エネルギーのサイト内ページ)
・いよいよ10月よりSOFC型エネファームを販売開始
 http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2011/20110915_01_0950261.html

上記URL先ページによると、SOFC(Solid Oxide Fuel Cell)は、

電解質セラミックを用いており、各種の燃料電池の中で発電効率が最も高い。
・セルに貴金属必要ない

という特徴を持つ燃料電池。
(※PEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)のほうは、電解質に高分子膜を用いており、作動温度が低く起動・停止が容易という特徴がある)

今回のSOFC型エネファームの概要は、

・主な特徴:
 ・高い発電効率と24時間稼動により、家庭の使用電力の約70%を賄える。
  (※試算条件は、
    ・一戸建住宅・4人家族
    ・電力需要:450kWh/月
    ・給湯需要:1,200MJ/月)
 ・バックアップボイラーとして、潜熱回収型高効率給湯器を標準装備する。
  熱回収効率は、ガス燃焼時の排熱を利用することで95%(従来の給湯器より15%増)に高めている。
  沸かしたお湯は、
  ・風呂
  ・台所
  ・ガス温水式床暖房
  などで使用できる。
・販売機種:LPガス仕様と都市ガス仕様
・商品構成:
 ・発電ユニット
 ・貯湯ユニット
 ・台所リモコン
 ・浴室リモコン
・出力:700W
・サイズ:
 ・発電ユニット:高さ900mm・幅563mm・奥行302mm
  (現行機種(PEFC(固体高分子)型)より容積を約46%小型化)
 ・貯湯ユニット:高さ1,760mm・幅740mm・奥行310mm(同36%小型化)
  貯湯量は90L。(※現行機種は200L)
・定格発電効率:45%(※従来機種は、LPガス仕様が37%、都市ガス仕様が35%)
・定格熱回収効率:42%(※従来機種は、LPガス仕様・都市ガス仕様ともに50%)
・保証期間:10年間
・販売エリア:北海道・沖縄県を除く地域
 (※ただし、
   ・気温
   ・標高
   ・沿岸からの距離
   等、条件により設置できないエリアがある)
・希望小売価格:270万円(消費税込み、工事費別)
・発売日:
 ・モニター向け(270名限定、設置後の運転データを提供する必要あり):2010年10月17日
 ・一般顧客への納入:2012年1月頃
・販売目標:
 従来型との合計で、
 ・2011年度:1,500
 ・2012年度:4,000

等となっています。


エネファームの低価格化が志向されている中で、という価格は正直高いと感じますが、こちらも既存のPEFC型と同様に、今後の大幅なコストダウンが見込まれる、ということなんでしょうか?

今回のエネファームが、実際の運用において(従来機種と比較して)どのようなメリット・デメリットを持っているのか、まずはモニター向け販売で明らかになってくることを期待したいです。


※参考サイト・ページ
・[1]JX日鉱日石エネルギー
 http://www.noe.jx-group.co.jp/


※当ブログの関連記事:
新日本石油が、業務用の次世代型燃料電池(SOFC)を、平成23年度にも発売予定(2010/01/19)

「ENEOSセルテック」が、「エネファーム」を出荷開始(2009/07/06)
新日本石油と京セラが共同開発する次世代型家庭用燃料電池は、価格目標が120万円(2009/10/06)
新日本石油がエネファームの価格を、2015年に50万円まで引き下げを目指す(2010/03/09)
新日本石油が「エネファーム」の新築物件向け拡販に取り組む、オール電化への対抗・自社特約店の支援が目的(2010/04/21)

2011/09/20 08:42 | Comments(0) | TrackBack(0) | 燃料電池車:日産

ホンダが、成田国際空港を拠点とするハイヤー走行実証実験に「FCXクラリティ」を提供

ホンダが、成田国際空港を拠点とするハイヤー走行実証実験に「FCXクラリティ」を提供するとのこと。

(ニュース記事)
・ホンダ、燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」を成田国際空港でのハイヤー走行実証実験に提供(日経プレスリリース)
 http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=290541&lindID=4
・ホンダ、成田空港のハイヤー実験に燃料電池車「FCXクラリティ」を提供(財形新聞)
 http://www.zaikei.co.jp/article/20110905/79984.html
・国際線は燃料電池車でどうぞ ホンダ、成田空港のハイヤー実験に車両提供(MSN産経ニュース)
 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110905/biz11090512510003-n1.htm
・ホンダ、成田空港のハイヤー実証実験に FCXクラリティ を提供(レスポンス)
 http://response.jp/article/2011/09/05/161793.html
・成田・羽田空港でFCVによる実証実験…HySUT(レスポンス)
 http://response.jp/article/2011/09/06/161829.html

(各企業・団体のサイト内ページ)
・燃料電池電気自動車「FCXクラリティ」を成田国際空港でのハイヤー走行実証実験に提供(本田技研工業)
 http://www.honda.co.jp/news/2011/4110905.html
・第三者フリート走行実証について(HySUT)
 http://hysut.or.jp/topics/20110905.pdf

上記URL先ページによると、今回は「水素供給・利用技術研究組合HySUT)」からの要請に応じて車両を提供するもので、取り組みの概要は、

・車両の用途:
 「全日本空輸」社により、国際線旅客サービスのハイヤー車両として使用される。
・運行委託先:「松崎交通(まんざきこうつう)」社
・運用開始日:2011年9月5日
・ホンダの取り組み:
 今回の実証実験で得られる様々なデータを、研究開発にフィードバックする。

等とのことです。

ちなみに3つめの記事では、「FCXクラリティ」のリース販売実績について、

・販売地域と開始時期:
 ・米国:2009年7月
 ・日本:同年11
・販売台数:日米合計で36

との内容が記述されています。


HySUTの発表資料では、他にトヨタと日産の燃料電池車をフリート実験に活用している旨も紹介されており、市販実現はまだまだ先のこととはいえ、実証実験が着実に積み重ねられていることが伺えます。

今回のホンダの車両はタクシーとして使われるとのことで、リース販売台数がまだ微々たる状況の中で、一般利用者の方が燃料電池車に乗れる機会が少しでも増えることは、好ましいことだと感じます。


※参考サイト・ページ
・[1]本田技研工業
 http://www.honda.co.jp/
・[2]HySUT
 http://hysut.or.jp/
・[3]ANA
 http://www.ana.co.jp/


※当ブログの関連記事:
ホンダが「FCXクラリティ」を、バンクーバー五輪ホッケーカナダ代表のスコット・ニーダーマイヤー選手に納車(2010/01/12)

2011/09/06 18:28 | Comments(0) | TrackBack(0) | 燃料電池車の実証試験

米「パイクリサーチ」社がレポート「水素燃料電池車の製造メーカー評価」を発表、ダイムラー、ホンダ、トヨタ、現代・起亜が1~4位

米「パイクリサーチ」社が、調査レポート「水素燃料電池車の製造メーカー評価」を発表したとのこと。

(ニュース記事)
・現代・起亜自、「水素燃料電池車」部門でも存在感(聯合ニュース)
 http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2011/08/18/0200000000AJP20110818000200882.HTML

(Pike Research社のサイト内ページ)
・Pike Pulse Report: Light-Duty Fuel Cell Vehicles
 Assessment of Strategy and Execution for 10 Leading Automotive OEMs
 http://www.pikeresearch.com/research/pike-pulse-light-duty-fuel-cell-vehicles

上記URL先ページによると、このレポートは、主要な自動車メーカーにおける水素燃料電池車の開発関連戦略と実行に関する12項目(市場戦略、製品ポートフォリオ、パートナーシップ、革新性、価格など)を総合的に評価したもので、ランキング上位は

1位:ダイムラー69.9点)
2位:ホンダ66.7点)
3位:トヨタ自動車66.1点)
4位:現代・起亜自動車65.1点)

となっているとのことです。


点数がどのような基準で割り当てられているのか(点差がどのような意味を持っているのか)は、記事などだけでは分かりませんが、ホンダがトヨタを上回っているのはちょっと意外に感じました。

また、現代・起亜自動車が4位に入っているという点には、韓国メーカーの技術力の進歩が伺えます。

ただ、一般に普及するにはまだまだ価格が高すぎるので、今後の低コスト化の取り組みによって各社に対する評価がどう変化しうるのか、注目したいところです。


※参考サイト・ページ
・[1]Pike Research
 http://www.pikeresearch.com/


※当ブログの関連記事:
独ダイムラー社による燃料電池車開発の取り組みを紹介している「時事ドットコム」の記事(2010/07/27)
トヨタの技術者が、現状の燃料電池車の価格は1台あたり1,000万円、と語る(2011/08/09)
ホンダ「FCXクラリティ」の走行距離は、良い走行条件で400km(2009/03/01)
Hyundai Motorがドイツのモーターショーで燃料電池車を出展(2007/09/22)

2011/08/23 12:47 | Comments(0) | TrackBack(0) | 燃料電池車の開発・生産動向

トヨタの技術者が、現状の燃料電池車の価格は1台あたり1,000万円、と語る

米国の自動車メディア「ワーズオート」が8月2日、トヨタ燃料電池車の価格についての、同社エンジニアのコメントを報じたとのこと。

(ニュース記事)
・トヨタ、「燃料電池車の価格は現状で1000万円」 | レスポンス (ビジネス、海外マーケットのニュース)
 http://response.jp/article/2011/08/08/160662.html

上記URL先ページによると、トヨタのエンジニアのジャスティン・ワード氏は、

・「水素タン自社開発などにより、現状で燃料電池車の価格を1台当たり1,000万円まで下げることに成功した」

と語ったとのことです。

ちなみに燃料電池車の開発が本格開始された頃(2000年代初頭)には、燃料電池車の価格は1台2億円とも言われていたそうです。


トヨタの燃料電池車の製造コストについては、約1年前には500万円前後までの引き下げに目処をつけていると報じられていましたが、現状ではまだその水準は達成されていない、ということでしょうか。

この10年でコストダウンは相当に進んでいるようですが、市販の自動車として受け入れられる水準にはまだ遠い、と感じざるを得ないので、今後の更なる進展を期待したいところです。
(また、新しい技術のコストダウンには地道で長期間の取り組みが必要、ということも感じる)


※参考サイト・ページ
・[1]Ward's Auto | Automotive Industry News, Data and Statistics
 http://wardsauto.com/
・[2]In-House Tank Manufacture Lowers Cost of Toyota FCV
 http://subscribers.wardsauto.com/ar/toyota_tank_fcv_110802/wall.html?return=http://subscribers.wardsauto.com/ar/toyota_tank_fcv_110802/index.html


※当ブログの関連記事:
トヨタ自動車が、燃料電池車の製造コストを1/10に低減(2010/05/12)
トヨタが、燃料電池車の製造コストの、500万円前後までの低減に目処(2010/06/22)
トヨタが燃料電池車の発売を1年前倒しする方針、低コスト化に目処(2011/01/04)

2011/08/09 09:52 | Comments(0) | TrackBack(0) | 燃料電池車:トヨタ

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